お客様からのお問合せ・ご相談内容
血管内チューブのステントに貴金属を付けたい
提案・解決ポイント
- カテーテルのステントに金めっきを施す
- Ni-Ti合金材への水素吸蔵を抑制し、脆化防止を実現
使用した技術
金めっき
アイテックからのご提案・ご対応
Ni-Ti材(形状記憶合金)で作製されたカテーテルのステントに、金めっきを施すことで対応しました。ステントは、長さ10~15cm、直径1cm程あり、伸縮動作をしますが、ステントに極力負荷がかからない状態で純金めっきを行いました。また、水素吸蔵による脆化のため、非常に折れやすいというデメリットがありましたが、当社の純金めっき処理工程では水素吸蔵を抑制し、脆化防止を実現しました。
※右写真は製品イメージで、弊社が加工した物では御座いません。